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うつ病を避けるための明るさは?

パソコン作業の疲れで多いのが不眠症などの体調不良。
ダイエットを挫折するのも、実は光が肥満に関係しているとか。

なんとうつ病や認知機能への影響が、研究で明らかになってるんです。
そこで、「光」や「照明」の基本をチェックしましょう。

 

日中は明るく

これは自然のリズムと同じなのですが、日中は明るい方がいいです。

ただ、パソコンなどの画面は周りが明るいと、画面がよく見えません。

つまり、体調という部分では明るい方が良いけど、画面を見るには暗い方が良いという矛盾した状態になります。

 

からの~、この矛盾した状態だということを前提に読み進めてください。

有名なのが「冬型うつ」。
日照時間が短いことによる、うつ病の症状です。
単純に、明るい光を浴びないと気分も沈むということですね。

それだけではありません。
オランダ国立神経科学研究所が、約200人の高齢者を対象に認知機能の調査をした記録があります。

1000ルクスの光を浴びた人と、300ルクスの光しか浴びなかった人。
この比較で、3年後にはうつ病の症状や認知機能の低下が確認されたんです。

ちなみに明るさの目安はこんな感じ。

300ルクス→普通の家
700ルクス→オフィス
1000ルクス→コンビニ

日中に光を浴びるのは、精神的にも認知機能的にも大切だと言うことですね。

 

夕方から暗く

こうなるといつでも明るい方が良さそうです。
でもそうではありません。

この実験でも、1000ルクスを浴びたのは9時~18時のあいだです。

つまり、明るくするのは日中のみ。
日が昇り、日が沈むという自然のリズムですね。

 

明るいか?暗いか?ではなく、いつなのか?が大切ですね。

逆に寝る前には、ブルーライトを避けましょうって言いますよね。
夜間にパソコンやスマホを見ないようにしようというのも同じです。

 

まとめ

日中は明るく、夕方からは暗くしたほうがいい。

気をつけないと、うつ病の症状や認知機能に悪影響をあたえちゃうよ。