ドライアイの因果関係
ドライアイの原因は目が乾くこと。この原因として、エアコンなどの風によりまばたきが減少するから。という説がありますが、違います。今や目薬を一滴も使わなくなったのも、ドライアイの真の原因に気がついたからです。解説します。
ドライアイの因果関係は、モニターが見にくい → よく見るために凝視する → またたきが減る → 目が乾く → ドライアイになる。ということです。
風でまばたきが減るのが原因なら、運転手などもなるはずなので、あり得ません。理由は風で目が乾いたらまばたきをするからです。つまり、まばたきをしなくなる理由こそが、ドライアイの本当の原因なのです。
ドライアイの急増はデジタル機器が増えてから。約30年前にはなかったはず。 調べてみると「990年、日本に世界で初めてドライアイ研究会」と出てくるので、まさにこの少し前から出てきた症状です。
ウィンドウズ3.1が1992年くらい、DOS/V[IBM]:OSで日本語に対応が1990年くらい。ウィンドウズ1.0は1985年だそうです。まさにコンピューターが普及したタイミングです。
パソコンの画面を凝視するから
パソコンでのドライアイの原因は、パソコンの画面を凝視するから。まばたきをせずに見続けてしまうため、目が乾いてドライアイになるのです。 ではなぜパソコンの画面だと凝視してしまうのか? それはパソコンの画面は点滅しているため、チラつきが発生して無意識でも見えにくい。なので凝視してしまいます。
もっともパソコンの場合、他にも凝視してしまう原因があります。 そもそも文字などが小さい、画面の反射などで見えにくい、モニターの解像度が低いとぼやけてしまうなどの理由があります。 パソコン画面の文字は紙に書いた文字とはちがって、とても見にくく判断に時間がかかるため、凝視してしまうのです。
風が当たってもまばたきをするので、運転手はドライアイになりません。
読書も紙ならば目に負担が少ないので、疲れや近視はあるでしょうが、ドライアイにはなりません。
しかしパソコンの画面などはチラつきなどにより、実はよく見えないので凝視する必要がある。その結果まばたきが減ってしまいドライアイになるのです。
ただ最近のパソコンはリフレッシュレートの向上などでチラつきも現象。モニターの解像度も上がり、くっきりと見えやすくなって来ています。これらはドライアイと言うよりも環境の悪さによる眼精疲労だろうと思います。
どちらにしても、ドライアイの因果関係を理解しておくことで、自分でも目の負担を減らすことができますよ。