「米国眼科学会「ブルーライトで視力は低下しない。PC用メガネも推奨しない」
というニュースがネットを賑わしているけど、視力低下なんてどっからでた話???
ブルーライトと視力低下
そもそもブルーライト=視力低下ってどこ情報w みたいな。
でもそう思ってた人が少なくないから、ニュースになるのかも。
ちょっと調べてみたら、なるほど納得。
最近の研究で言われてる研究内容では、失明に至るような内容は証明されていないってだけ。
元の発表はこれね。https://www.aao.org/eye-health/news/smartphone-blue-light-is-not-blinding-you
実験内容と体内で起こることが違いすぎる。
この条件は発生しないので、失明にはつながらないということを発表したわけです。
ちなみに「暗いところで本を読むと目が悪くなる」なんて言われていましたが、これも科学的根拠はありません。
ブルーライトメガネを推奨しない理由
米国眼科学会(AAO)は「スマートフォンのブルーライトは視力を低下させない」
とありますが、これもかなり限定的です。
効果が実証されておらず、長期的にはどのような副作用があるのかもわからない
まぁそりゃそうだって話です。
効果も副作用もわからない、なのでおすすめはしないというだけですね。
効果・・・
これは科学的根拠よりも、あなた自身に起こることを確認してみてはどうでしょう。
効果がなけれ必要ないし、効果があれば使ってればいいと思いますよ。
ブラウン系のブルーライトカットメガネ
私はブラウン系のブルーライトメガネを推奨します。
理由は、ブルーライトだけでなくすべての光をカットできるから。
これだけで目の疲れを軽減できます。
また、今回の記事元である 米国眼科学会(AAO)は、屋外でのサングラス着用はすすめています。
ブルーライトも含む太陽光からのダメージを守るためですね。
ただサングラスじゃパソコン作業には暗すぎます。
なのでブラウン系をおすすめするわけです。
また、ブルーライトのカットは副作用がわからない。
でもサングラスの副作用は、問題視していないですからね。
それでもブルーライトはカットしたら?
ブルーライトに関しても同じく記事元の、米国眼科学会(AAO)は記事の中でこう発表しています。
青い光が人間の概日リズムに干渉し、眠りにくくなるという証拠があります。一部の人にとっては、ベッドの前にスクリーン時間を制限することは良い考えです。または、就寝前にスクリーンからの青色光を除外すること。
ブルーライトは、概日リズム(サーカディアンリズム)を狂わし、睡眠に悪影響を及ぼす。
だから、寝る前にはブルーライトをなくしたほうがいいと言っているわけです。
さらには日常生活にも影響があります。
画面を見て時間を過ごすと、人々はすばやく点滅したり、別の場所にあるものに集中することができなくなります。これにより、目が乾燥し、ざらついたり、疲れたり、緊張したりすることがあります。
ブルーライトに限らず、神経を刺激し続けるので精神状態にも悪影響を及ぼすってことですね。
まとめ
このニュースなんだったの???
って、あたかもブルーライトカットに意味がないかのようなタイトル、本文ですが、ちゃんと調べると文脈が微妙に違うことがわかります。
あくまで、ブルーライトで視力低下はしない。
というだけであって、悪影響がないわけではありません。
あくまで米国眼科学会が、先行研究に対しての警告に近い内容です。
あの研究内容ではブルーライトによる視力低下を証明することはないと言ってるだけ。
参照元の1つとしてリンクされているVergeでもこうあります。
青い光が細胞にダメージを与える可能性がある一方で、Karunarathneは次のように述べています。「問題は、目で起こっているかどうかです。
真実は、発表された研究だけでは断言できない、というだけです。
もっとも、ちょっと商売よりに煽りすぎる場合に他の専門家がチェックを入れるのは大切なことですけどね。
ブルーライトカットが意味ないとか、そもそもブルーライトの悪影響はないなんて全く言っていないわけです。
ただこの伝え方だと、読解力がなければ勘違いさせそうなんだけど。
なんにせよ、ブルーライトに限らず、目への光刺激は減らしましょう。
もっともちゃんと読めば分かるように、ライフハッカーでもこの記事の中で「ブルーライトメガネ」の広告を掲載しているんですから(爆)
ちゃんと読めってことですね♪