反射グレア対策の具体例
AKIBAヨドバシのディスプレイ売場。ふと目にとまったのがこの屋根付きディスプレイ。 【反射グレアの例】で解説した庇(ひさし)がつけられているんです。
もちろん、画面に余計な光が入らないようにしているから。解説がないのでたぶんですが・・・ まぁ横だけならマイナンバー対策とかで覗き込み防止とかあり得ますが、上にあるということは照明の眩しさ対策ですね。
NECで「正確な色再現のプロ仕様ディスプレイ」と書いてあり、30万円程度の高級品。 ただカタログページなどでは屋根がないので、ヨドバシがつけたのかNECがつけたのかは不明です。
まぁどちらにしても、グレア対策はプロのデザイナーなどでは必須になるでしょうね。 色味などにこだわれば、目に優しいだけじゃなく正確な発色を確認する必要がありますから。
もちろん、屋根をつけることで反射グレアをカットできるので、無駄に視力を使うことなく、照明での眼精疲労を予防できるわけです。
グレア対策がないと目が疲れる
左右に並んだディスプレイ。左は屋根があるので、天井からの照明をカットすることで、映り込みの反射グレアを排除しています。 右は普通のディスプレイ。 違いがわかるのは、画面上部の反射です。
屋根がある左のディスプレイの上部は、画面だけがよく見えます。 対策なしの普通のディスプレイは、画面上部に反射している照明が写っているので、画面が見えないですよね。
グレア対策の基本は、単純にまぶしい物をみないこ。 例えばこの写真上部のまぶしい照明を手で隠してみてください。 敏感な方だと、画面が見やすくなるのと、目に入っている刺激が減るのがわかるでしょう。
光は電磁波ですから、ブルーライトだけでなく無駄な刺激が脳に入れば影響を受けます。 有名なところでは、白色蛍光灯は交感神経を優位にし続けるので、精神的に疲れますので気をつけましょう。
また昔のタイプの蛍光灯は、蛍光灯がむき出しで裏に反射板がついています。 これは効率よく明るくするためには有効で、昔の紙ベースの事務作業での照明です。 パソコン作業を行うならば、PC用の作業環境をつくりましょう。
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