ブルーライトは肥満の原因
ブルーライトの害がどんどん明らかになってきて、こんなことも関係あるの? というところにまで影響が及ぶことがわかってきました。 その1つが、肥満です。
マウス実験では、夜も明るくして1週間程度で体重の増加、2か月後には糖尿病の傾向も出てきたという実験があります。
人間では、就寝前にパソコンやスマホの画面を見ていると肥満傾向になるという報告もあり、明るいというだけで健康リスクが高くなるんですね。
理由として考えられているのが、メラトニン不足によるサーカディアンリズムの乱れです。 眠れなくなって体内時計が狂うよ、ってことですね。 体内の臓器はそれぞれの時計があると言われているので、正常なリズムを刻めなくなってしまうわけですね。
日中に光を浴びると、夜にメラトニンが分泌されます。 すると人は眠くなり眠ります。 でも夜明るくしてまぶしい画面を見ていると、睡眠物質のメラトニンが減ってしまい眠りが浅く、不眠の原因にもなるんですね。
忙しい人ほど自己管理が必要
つまり、夜中まで作業をしていると、眠りが浅くなりさまざまな障害をもたらします。 これでは仕事の質が高くなることはありません。 忙しい人ほど、自己管理を行って質を高める努力が必要でしょう。
仕事の質が問われないのであれば、夜も明るく夜中まで画面とにらめっこでも関係ないと思いますけど、肥満や糖尿病など病気のリスクは高まるということです。
夜は明るくしない、寝る前に画面を見ないようにしましょう。