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目の障害の原因にもなる明暗差をなくそう

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たぶん、明暗差をなくすと目のトラブルを予防できる!
かもしれない?

 

暗闇で目が慣れるメカニズムを解明

暗闇でも目が慣れると見えるようになるなどの「明暗順応」について、マウスを使ってメカニズムを解明したと、大阪大の研究チームが7日、欧州の分子生物学専門誌で発表した。

それで気になったのがここです。

暗い場所では感度が上がる結果、視細胞の変性や細胞死も引き起こし、視力低下や失明につながる病気の悪化など悪影響も及ぼす。

 

明暗順応

夜トイレに起きたとき、電気をつけないでも行けるときありますよね。
なんとなくカベをつたって行ったりします。

でも帰りには同じ暗さなのに、月明かりの明るさでも意外と見えたりするじゃないですか。これが【明暗順応】ですね。逆もまたしかり。

 

でだ。

明暗差があると網膜の視細胞にある「トランスデューシンα(Tα)」というたんぱく質が移動する。そして見えやすい明るさになるように、いい感じに調整される。

どうやらこの時に、【Tαの移動に関わる分子】が、Tαを捉えているたんぱく質を壊すことで移動する。(明るさに順応する)

どうもこの動きの負担が大きくなると、目のトラブルの原因になるということでしょう。

 

明暗差

明暗差を作らないようにしましょう。

 

「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」

ディスプレイを用いる場合のディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上とすること。

300ルクス以上↑500ルクス以下↓

学校環境衛生基準 – 文部科学省

(エ) テレビやコンピュータ等の画面の垂直面照度は、100~500 lx程度が望ましい。

100~500 lx程度

 

500ルクスってどのくらいだよ?

だいたい夕焼けくらいでしょうか。日没、夜のアーケード(照明)で200ルクスくらいとのこと。

ちなみに日本のオフィスの場合、労働衛生管理で700ルクスくらいはあります。つまり、そもそもオフィスでパソコンやスマホ作業は向かないのです。

 

ちなみに、私の環境。
ちらかり具合はいいとして・・・

桑野一哉のパソコン作業部屋

そもそもパソコン部屋には、照明器具がありません。

天井になにもついてないですよね。
左にあるのがパソコンの画面です。

 

夜でも右の部屋の照明の明るさだけで過ごします。
さすがに夜は紙の文字は見えませんが、PC作業では問題ないわけですね。

照度計でルクスを測ったときには、夜は「0ルクス」です。
でも画面は発光してるので、まったく問題ないわけですね。

 

これでもし、部屋を明るくすると・・・
そりゃぁ明暗差が大きくなって、目の負担が大きくなるわけですね。

自分の目を基準にして、画面を暗く調整する。
その暗さにあわせて照明を暗く(というか無いけど)する。

だから明暗も光刺激も少ないので、目薬もまったく使うことがないのです。
これが明暗差から目の負担を減らすパソコン環境です。目の疲れに悩む方は、ぜひ参考にしてくださいね。