ブルーライト対策のポイントになるのが、 「ルテイン」。
網膜を守ることで「黄斑変性」から失明のリスクを避けることができるわけです。
ルテイン
ブルーライトの影響で「黄斑変性」という目の病気になる。
「黄斑変性」は、失明原因の4位。
なぜブルーライトの影響で「黄斑変性」になるのか?
青い光は波長が強く網膜にまで届くので黄斑(網膜の中心)がダメージを受けてしまう。
網膜の中心が変形すると、見えるものすべてがゆがんで見えるなど、視力への影響が及んでしまう。
黄斑変性の対策
光刺激を減らす
定番中の定番ですが、目を守る3つの方法そのまま。
光を弱くし、距離をとって、ブルライトカットメガネなどで対策をする。
画面にフィルムもいいですし、部屋を暗めにするのも、見る時間を減らすのも大切です。
野菜を摂る
黄斑を光のダメージから守っているのが、黄斑色素(おうはんしきそ)。
黄斑が酸化しないように、光の刺激からブロックする役割があります。
この黄斑色素の成分が「ルテイン」。
フィトケミカルのカロテノイドに属する成分です。
最近のサプリメントに「アントシアニン」だけでなく「ルテイン」が含まれるのはこのためです。
参考に、100 gあたりルテイン含有量(単位:μg)の一例。
「ルテイン」を多く含む食品
- ケール (39,550)
- サボイキャベツ、チリメンキャベツの外葉 (14,457)
- ホウレンソウ (6,603)
- パセリ (4.326)
- レタス (2.635)
また「ルテイン」と同じく色素の「ゼアキサンチン」は、「パプリカ」がとても多く、ほかには「トウモロコシ」、「ブロッコリー」、「パセリ」など。
ただ1日に必要なルテインを「ホウレンソウ」で摂るなら、1日当たり2束が目安です。
サプリメント
まとめ
ブルーライトで網膜が傷つくと「黄斑変性」になる。
網膜を守る成分は、主に「ルテイン」。
パソコンやスマホを見る時間が多い人は、気をつけましょう。