白内障予防に「視力アップ押圧」

目の病気を症状から予防。眼の欠航情報。

白内障予防に「視力アップ押圧」

白内障の予防法は、食生活の改善や運動法などさまざまな方法があります。ここでは、「視力アップ押圧」を紹介します。

 

 

視力アップ押圧を一言でいうと、眼の周りを手の親指で押圧する方法です。
「血液循環療法」という治療法の1つで、手の指で患部の“しこり”を押圧して取り除き、滞った血液を改善させます。
やり方は、患部のしこりを指で優しく押して圧をかけて、指をパッと離すことで圧を開放します。
指で押すことで、周囲にある毛細血管の中の血液が静脈の方へ流れます。
そして、指を離して圧が解放されることで、。の酸素や栄養が含まれた新鮮な血液が、動脈から毛細血管の方へ流れるので、しこりが少しずつ小さくなると考えられています。

 

 

白内障などの眼の病気の場合、指で触ったらわかるくらい大きなしこりができることはありない。眼の病気の場合は、眼の末梢血管が硬くなることで起こるといわれています。
また、肩や首にできたしこりが影響して、白内障を発症することもあるので、その場合は、首や肩のしこりを改善するための押圧を施します。

 

 

視力アップ押圧は、白内障の予防だけでなく、緑内障や黄斑変性症の進行を抑える効果、疲れ目やドライアイの改善、老眼や近視の視力アップなど、さまざまな眼の病気や不調に有効です。
視力アップ押圧を実際にちゃんと行った方は、驚きの効果を実感したり、長年の眼の悩みが改善されたりしているようです。

 

 

視力アップ押圧のやり方ですが、その前に、親指で直接眼の周囲に触れるので、必ず、手や指をしっかりと洗ってから行いましょう。
普段の生活でも、手や指にはウイルスや細菌が付着するので、その手で押圧すると、眼の粘膜から入り、眼に炎症を起こさせてしまいます。
手を洗う際は、石鹸をよく泡立てて、押圧に利用する親指を中心に入念に洗い、さらに、除菌スプレーを利用すると安心です。

 

 

また、コンタクトレンズを着用している方は、視力アップ押圧の前に外して、眼に充血やものもらいなどの異常がある場合は、行わないようにしましょう。

 

 

それでは、視力アップ押圧の方法です。
まず、眼を閉じて、眼球の上の部分「眼窩」(がんか:眼球が入っているくぼみの部分)に、左眼なら右手の親指、右眼なら左手の親指を使って、指の腹を当てます。
そして、眼窩に入るように親指の角を少し斜めにし、力を抜いて3秒間押圧して、そのまま1~2秒止めたらパッと親指を離します。
これを目頭から目尻に向かって繰り返します。

 

 

眼球の下側の押圧は、左眼の場合は左手の親指というように、同じ側の親指の腹を当てます。
上側のやり方と同じように、目頭から目尻に向かって押圧を繰り返してください。
眼球の上側と下側の押圧の際に、眼球は絶対に押さないように注意してください。

 

 

眼球の押圧のやり方は、親指の下にあるふくらみで眼球全体を覆い、ジワーっと優しく押圧します。
そして、1~2秒止めたら手のひらを離してください。
これを20回程度行います。